かしはら皮膚科クリニック|福岡市南区柏原

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かしはら便り

こちらでは季節による皮膚の症状や治療法・検査などをご紹介しております。
単なるグチやブログ調になることもあるかも知れませんが、更新してゆきますので時々のぞいてやって下さい。

 

〈かしはら便り 2月号〉

今日などは、もう春かと思うような陽気です…でも、もう一回くらいは寒さが来るんでしょうか。
そう言えば、昨年は三月に雪が降りました。

最近、たて続けに「毛染め負け」の患者さんが…。
ロマンスグレーの髪が似合う方もあるものの、やはり白髪は気になるもの。
ヘアダイ(毛染め)にカブレる方は結構多く、それは成分であるパラフェニレンジアミン(PPD)やパラトルエンジアミン(PTD)等が感作能(アレルギーの起こり易さ)の高い物質だからです。
ヘナ染料にしても、ヘナ100%でなく、PPDやPTDを混ぜて販売されている製品もあり…消費者を騙すような販売方法には腹立たしく思うこともあります。
自分自身に白髪を見つけては、これ以上増えるなよと願いつつ、画期的なヘアダイが出来ないものかと思うこの頃です。

白髪は毛根付近のメラノサイト(色素産生細胞)が死滅することで生ずるとされています。
しかし、白髪の原因はそれだけではないように思うのです。
ある種の抗癌剤で、毛髪の色が黒に戻ったという報告もありますし、その他の薬(秘密です)でも髪が黒くなる。
メラニンの運搬や、メラニン顆粒の安定性など…白髪には考えるべき課題が山積しているような…。

今から20年後には、新しいタイプのヘアダイか、白髪の特効薬が誕生しているかも知れませんね。
メーカーさんの研究開発に期待してます。楽しみに待っときましょうか。

今月は、少しばかり皮膚科らしい話になりましたかね?


かしはら便りバックナンバー

〈かしはら便り 1月号〉

明けましておめでとうございます。一月も半ばになり新年の御挨拶ってのも遅いですね。
医院の裏の梅の木も、蕾が成長してきました。来月くらいには花をつけてくれるんでしょうか。
今年の4月で開院して3周年を迎えます(3周年記念セールはありませんよ…)が、以前ここは 、梅畑でした。梅林と呼ぶのかと思っていたら、土地制度上は畑なんだとか…。
まぁ、その話は置いといて…医院のロゴマークは、その梅にちなんで出来ています。
お気付きでしたか?

長年この地で生きてきた梅の木たちを追いやるのは申し訳なく、幾らかでも残して貰えないかと地主さんにお願いし、ロゴも梅にしたのでした。
建築工事の影響もあってか、一時弱った頃もありましたが、最近元気を取戻しつつあるのは嬉しい限りです。実は、友人の庭師さんが面倒見てくれています。御礼が缶コーヒー1本なのに。いつか恩返ししたいと思います。

ご来院の際、お時間がございましたら、一度ご覧下さい。医院の裏手にありますよ。

〈かしはら便り 年末号〉

数日前から寒くなってきていましたが、今日は遂に雪が降っています。明日は雪化粧した油山が見れそうです。
山口・九州に住んでいながら実は…寒いのも嫌いではありません。冬の凛とした寒さは、気が引締まるようで好きなので。
先祖が東北人だからでしょうか。雪を見ながら喜んでいますし、冬も自宅では暖房を使いません。

とは言いつつ、皆様には風邪をひかれませんように。また、雪道で怪我などなさいませんように。

そう言えば…正月が近付いてきました。年末年始のお休みのお知らせがあります。
12月29日(火)は13:00まで診療。
その後は、お休みを頂いて、新年は1月5日(火)9:00から通常通り診療予定です。
仕事のため、もう6〜7年は正月に帰省していません。毎年、正月に出勤してる気がします。まぁ、それでも良いんですが…。
今年の正月は、患者さんに雑煮を戴きました。なかなか美味でした。こんな正月も良いものですね。

少し早いですが…よいお年をお迎えください。

〈かしはら便り 創刊号〉

秋もすっかり深まり、日中は過ごし易い季節となりましたが、朝晩は冬が近いことを感じさせるくらいです。
さて、「かしはら便り」と題して、月に一回程度、皮膚病のお話や、感じた事などを掲載してゆくことに致しました。
公民館から発行されている広報(いつも楽しく読ませて頂いております。館長さん有難うございます)と同名で…申し訳ありません。 今回は「帯状ほうしん」について…季節の変り目など体調を崩した時に生じやすいものです。別名、「胴のまき」「たず」の名前で聞かれた方も多いのではないでしょうか。
水ほうを伴った紅い発しんが体の片側のみに生じます。胸や背中に限らず、腕や足、顔に出来ることもあります。「体を一周したら死ぬ」と聞かれた方もいらっしゃるかも知れませんが、一周することはありません。 子供の頃に罹った「水ぼうそう」ウイルスは体内(神経根=脊椎の傍にあります)で生き続けますが、大家である人間の体に疲れがきた時に、皮膚表面まで出て来て発しんを生ずるのです。
通常は痛み(神経痛)を伴う事が多いですが、痛みのない方や「痒い」と言われる方もあります。 発しん自体は2-3週間で治ってゆくのですが一番厄介なのが「帯状ほうしん後神経痛」という痛みが残る場合です。
抗ウイルス薬や鎮痛薬、神経修復を助けるビタミン剤などで治療されますが、治療が遅れたり十分でなかったりすると痛みが長年に渡り続く結果となります。
また、発しんの出来た部位によっては、危険な合併症(髄膜炎、顔面神経麻痺、失明)などを来たすこともありますので、早めに受診しましょう。

 


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